性病について

セックスやオーラルセックス、アナルセックス、キスといった行為で感染する病気のことを性病、又は性感染症と呼びます。Sexually Transmitted Diseaseの頭文字をとりSTDとも呼ばれています。
性病は細菌、真菌、原虫などがなんらかのきっかけで体内に侵入し増殖することで症状を引き起こします。性病といえば、若い一部の人がかかるといったイメージを持たれることが多いですが、ED治療薬によって中高年層の方も性行為を楽しまれるようになったため、中高年層の性病患者が増えつつあります。また、性行為を経験する年齢が低くなっていることから、性感染症患者の低年齢化が進んでいます。
病院に行きたくない場合は性病検査キットで

性病の中には自覚症状もあまりなく、感染している本人が気付かないまま性行為を行い、感染を広げていくケースもあります。また、治療を行わずに放置していると不妊症の原因や子供への感染、HIVウィルスに感染しやすくなる、といったリスクがあります。
そのため、性病は早期発見と早期治療が非常に重要になります。性病を予防するためには、性行為の際にコンドームを使用する、不特定多数の相手と性行為を行わない、極論ですが性行為そのものを行わない、といった対策があります。
そして、少しでも性病に感染してしまったかも、と思ったのであれば病院で早々に検査を受けましょう。病院に行くのが恥ずかしい、他人に知られたくないといった方は自宅で簡単に検査を行える性病検査キットがオススメです。
性病によって自覚症状や潜伏期間は様々
自覚症状は男女によっても異なり、自覚症状が性別によって現れないというような場合もあります。下記の表にあるような症状が現れた場合は病院やクリニックで診察を受ける、又は治療薬を服用するなどの対応をすぐに取りましょう。
各性病の症状
クラミジア
作用時間1~21日
男性に現れる症状陰部の痛み
女性に現れる症状陰部の痛み、おりものに変化
淋病
作用時間2~7日
男性に現れる症状陰部の痒み
女性に現れる症状陰部の痒み、おりものに変化
性器ヘルペス
作用時間2~10日
男性に現れる症状陰部の痛み
女性に現れる症状陰部の痛み
カンジダ
作用時間1~7日
男性に現れる症状陰部の痒み、症状がない場合も
女性に現れる症状陰部の痒み、おりものに変化
トリコモナス
作用時間3~30日
男性に現れる症状尿道炎、症状がない場合も
女性に現れる症状おりものに変化
性病検査セットについて
自宅で行える性病の検査方法を2点紹介します。
1つ目は郵送検査です。電話やインターネットを通じ病院や専門の業者から検査キットを自宅、又は郵便局へ配送してもらい、送られてきたキットの説明書に従い必要な検体を採取します。その検体を返送し、後は結果を待つだけという方法です。専門の機関が精密検査を行い後日、郵送やメールなどで結果を報告してくれます。そのため、第三者に知られるリスクや通院する煩わしさなどはありません。
2つ目はその場で検査結果まで出る検査キットを使用することです。淋病やクラミジアの検査であれば30分以内に検査結果を知ることができます。必要な検体を採取する、という点は郵送検査と変わりません。これらの性病検査キットはインターネットの通販サイトで簡単に購入することが可能です。
できる限り早く結果を知りたいという方や、検体を送ることに抵抗があるという方におすすめです。
性病の自覚症状を感じた場合や性病に感染する可能性が高い行為を行った際は早めに検査をするようにしましょう。
各性病検査キットの特徴
淋病検査キット

対象淋病
所要時間30分前後
価格一回分2,980円
クラミジア検査キット

対象クラミジア
所要時間20分前後
価格一回分2,980円
梅毒セルフテスト

対象梅毒
所要時間30分前後
価格一回分1,900円
HIV検査キット(採血)

対象HIV
所要時間15分前後
価格一回分3,150円
もしも性病にかかっていたら
病院へ行く、又は治療薬を服用する、のどちらかです。
病気が特定できていない状況であれば、病院で1度診察を受けるのが良いでしょう。病気が特定され、最適な治療を受けることができます。ただし、通院履歴や通院している所を見られる、など第三者に知られてしまう可能性があります。
どうしても他人に知られたくない、という方は性病検査キットを使い、病気を特定した上で治療薬を通販で購入することをオススメします。
性病に有効な治療薬
病気が特定されている状況であれば病気に合わせて下記の治療薬などで早急に治療しましょう。
各性病治療薬の特徴
"ピンポン感染"を防ぐために

性感染症のうち、HIV以外のほとんどは適切な薬を服用することで完治します(HIVの場合も、完治は難しいものの薬を服用することでAIDSの発症を抑えることはできます)。たとえば、クラミジアや淋病の場合は、病気の原因になるクラミジア菌、淋菌を死滅させる効果を持つアジスロマイシンやレボフロキサシンを主成分とするアジー、レボフロックスなどの治療薬があります。
ただし、これらの薬はそのとき体内に巣食っている細菌を死滅させる働きをするのであって、体内に細菌に対する「抗体」などをつくることはありません。一度完治したとしても、たとえば感染経路となったパートナーと再び性行為をすることによって、感染する可能性はあります。性病の治療はひとりで行うのではなく、パートナーと一緒に行わなければ意味がないものであると言えます。
実際、治ったあと再び同じ感染経路で細菌をもらう「ピンポン感染」が増えています。ピンポン(卓球)でボールをポンポンやり取りするように、カップルが互いに感染をくり返す現象のことをこのように呼びます。感染してしまった場合には一刻も早く治療するだけでなく、パートナーにもその旨を告げ、一緒に治療するようにしましょう。なお、通販を利用する際、第三者のために薬を購入することは法律で禁じられています。カップルそれぞれで購入するようにしましょう。
増加している咽頭の性感染症

性感染症の多くは、性器にさまざまな症状が見られるのが特徴です。たとえば、クラミジアや淋病なら炎症による痛みを覚え、男性の場合は亀頭から膿が出ることもあります(クラミジアは透明、淋病は黄色がかった濁った色になっているのが特徴です)。
しかし、特にクラミジア、淋病の場合は近年、のど(咽頭)に感染するケースも増えています。理由としては、口唇や舌を使って性器を愛撫するオーラルセックスがより一般化したことが挙げられます。また、咽頭クラミジアや咽頭淋病は舌を絡めるようなディープキスで感染する場合もあります。セックスの際はコンドームを使っているから、オーラルセックスをしていないから、と言って安心できるものではありません。カップル間で感染してしまうこともありますし、男性が風俗店で性器クラミジアや淋病とともに、のどにも感染してくるケースは少なくありません。
咽頭クラミジアや咽頭淋病の症状は、激しいものになると風邪のように咽喉の痛み、咳、リンパの腫れなどが現れますが、ほとんどの場合は少し具合が悪いと感じるくらいで、気づきにくいものであるようです。のどの性感染症を検査できる検査キットも取り扱っております。性器に感染していないとしても万が一ということがあるので、不安な方は取り寄せてみてはいかがでしょうか。
性病に感染しないための"見分け方"

性感染症には潜伏期間があり、自覚症状がほとんど出ないケースも多いので、「見分ける」のはそれほど簡単ではありません。特に感染者の数は10人に1人と言われているほどのクラミジアは、症状が出にくいからこそ気づかない感染者が多いわけで、見分けることは至難の業と言えます。コンドームなどでの予防を心がけることが大切です。
ただし、症状がハッキリ出ている場合のクラミジアや淋病、また性器ヘルペスの場合は、注意深く見ることで性行為に及ぶ前に感染の危険を回避できることがあります。クラミジアや淋病は、トイレで尿道の痛みを訴えたり、男性の場合は性器から膿が、女性の場合は濃い色のついたおりものが大量に出てきたりすることで、見分けられます。また、性器ヘルペスの場合は男女ともに不自然な発疹や水ぶくれ状のものや、ただれた潰瘍状のものが性器の周辺に見られるので、判断できます。
このような症状を見せる相手とは性行為を行わないことが、最大の予防法となります。
アジー
淋病・クラミジアに有効

アジーは淋病やクラミジアに対し有効な治療薬です。淋病に感染してしまうと男性の場合は排尿時の痛みや違和感、尿道から膿が出ることもあります。しかし、女性の場合はおりものに僅かな変化が見られる程度なので感染の有無がわかりにくいため、注意が必要です。
価格
250mg×10錠 2,200円 | |
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500mg×5錠 2,500円 | 500mg×15錠 7,000円 |
1000mg×6錠 3,000円 | 1000mg×18錠 8,000円 |