男性器のサイズについて

男性の下半身の悩みといえば「短小(サイズ)」「早漏」「包茎」の3つが多いのではないでしょうか?
特にサイズに関してはバストサイズを気にする女性同様に多くの男性が悩んでいます。AV男優のような大きな男性器が羨ましいと思ったことがある、公衆浴場で周りの目がどうしても気になってしまう、という経験をお持ちの方も少なくないと思います。やはり男性の象徴とも言える部分なため、他人よりも大きく見せたいという願望があるようです。
日本人の男性器サイズ

そもそも、自分は他人と比べて大きいのか小さいのか?それを知っておきましょう。
日本人の平常時の平均は8cm前後と言われています。勃起時の平均は12~15cmと言われています。これらに近いサイズであれば十分に平均と言えるでしょう。
そして、個人差はありますが女性の膣の長さは7~10cmと言われているため、勃起時に10cmの長さがあれば女性を満足させることができると言えます(もちろん相性やテクニックなどの問題もありますが)。
ただし、成人の勃起時のサイズが5cm以下であれば、マイクロペニスと呼ばれる病気である可能性が高いです。生殖機能に問題がある可能性があるため、恥ずかしいとは思いますがまずは病院へ行ったほうが良いでしょう。
マイクロペニスの原因

勃起時のサイズが極端に小さいマイクロペニスは、男性ホルモンであるテストステロンがうまく分泌されないことが原因となる先天的な病気とされています。胎児として母体の中で体が形作られているときにテストステロンの分泌量が少なく、精巣を含む男性器の成長が抑制されてしまいます。
病気と言っても男性自身の生命にかかわるものではありませんし、痛みや不快感のようなものを伴うこともありません。精巣の発達が阻害されるため生殖機能に影響が出ることがありますが、「サイズが小さい」という以外には特に異常もなく、性行為もできる、女性を妊娠させることも可能というケースも少なくありません。
マイクロペニスの治療

マイクロペニスは、幼児の場合はテストステロンを注射することによって治療することが可能です。体の成長とともに男性器も自然なサイズへと成長していきます。一方、成人男性の場合は注射という内科的な方法ではなく、陰茎海綿体の延長術という外科的な手術で治療を行うことがあります。患者自身のお腹や太ももから採取した組織や静脈を男性器に移植する「自家移植」が一般的です。
ただし、この手術は非常に高度な技術を必要とするもので、特に男性器自体の延長だけでなく尿道を延長させる手術も必要になり、これには医師のテクニックや病院の設備の充実が問われます。街の泌尿器科クリニックなどではなく、大きな大学病院などで行われるケースが多いようです。
男性器増大のための方法
男性器を大きくする方法は都市伝説のような怪しい内容のものから、現代の医学や技術を利用したものなど、様々な方法があります。しかし、信ぴょう性が低いものを省き、日本で行える方法に限定した場合は大きく4つに分類されます。
マッサージによる増大方法

いわゆるチントレと呼ばれる方法です。2つの有名な方法を紹介します。
1つ目は牛の乳搾りに似ていることからミルキングと呼ばれるトレーニング方法です。男性器を牛の乳に見立て根本から亀頭にかけて血液を集めるイメージで動かします。その際に親指から小指まで一本ずつの指で順番に握ると良いでしょう。男性器が痛くならないよう適度な圧力で行うことがポイントです。
2つ目はジェルキングと呼ばれる方法です。こちらも根本から先端に向けて血液を集めるイメージで行います。OKサインを作るように手で輪を作り根本を抑えます。次に逆の手で同じように輪を作り男性器を握り先端に向けてスライドさせます。これを繰り返します。
男性器を痛めないためにローションなどを使用し摩擦を減らすことをおすすめします。
器具を利用した増大方法
こちらにも2つのタイプがあります。牽引タイプと吸引タイプです。どちらのタイプにも言えることですが、実際に男性器に装着して使用するため痛みを伴う場合がある、男性器が大きくなる前に器具が壊れてしまう可能性があります。しかし、物理的な方法なため時間はかかりますが増大効果は高いと言われています。
牽引タイプと吸引タイプ、2つの器具の具体的な仕組みや使用方法を紹介します。牽引タイプは、男性器を引っ張ることで長くしていく器具です。男性器の根もと、先端部にそれぞれリングをはめて固定し、リングとリングをつないだバネ式の金属棒を伸ばして引っ張ります。男性器を形成する組織が引き伸ばされると細胞と細胞の間隔があき、そこを埋めるために新しく細胞が生まれます。細胞数を増やし、成長を促すことで自然に長さを獲得できるという仕組みになっています。1日数時間、装着し続けなければならないというのがネックですが、適度に休憩をはさみながら使用できるので、引っ張り続けることによる痛みなどはありません。
一方、吸引タイプは円筒状のシリンダーを男性器にかぶせ、真空ポンプの要領で空気を抜いて吸引するという仕組みの器具です。空気が抜かれると男性器全体に負荷がかかって鍛えられ、さらに血液が男性器に大量に流入します。栄養をたっぷり含んだ血液を集めることで成長が促され、サイズアップが図れます。吸引タイプは男性器を長くするだけでなく太くする効果も期待できるので、細くて悩んでいるという方はこちらを選んでみてはいかがでしょうか。
外科的手術による増大方法

現在、主流となっている3つ手術を紹介します。
1つ目の埋没陰茎長茎手術は身体の中に埋まっている男性器を体外へ出す手術です。男性器の付け根付近を切開し、取り出して固定する方法です。この方法だと長さは伸びますが太さは変わりません。
2つ目の脂肪吸引式長茎手術は腹部周りの脂肪を吸引し、男性器周辺をスッキリさせることで長く見せる方法です。下腹部を切開し、切開部分から脂肪を吸収します。肥満の方におすすめです。ただし、埋没陰茎長茎手術同様に男性器を太くすることはできません。
3つ目の亀頭増大手術は手術と呼ばれていますが、亀頭に注射を打ち亀頭部分を増大させる方法です。他の2つ比べると唯一男性器(亀頭部分)を太くする効果があります。ただし、男性器を長くすることはできません。
サプリメントによる増大方法

最後はサプリメントによる増大方法です。どのようなメカニズムで男性器を増大させるかというと、男性器増大サプリメントには血流を増やし血行を良くする働きがあります。その結果、海綿体へ運ばれる血液量も増え、男性器の細胞が活性化し男性器の増大に繋がります。
ただし、手術などに比べ効果を実感するまでに時間を必要とします。マッサージ同様に根気強く続けることが非常に重要です。
サプリメントの大きなメリットは手術に比べ安価で簡単に実践できる(自宅で服用するだけで良いため)、手術や器具に比べ安全性が高いという点です。
同じく安全性の高いマッサージとサプリメントを併用する、という方も多くおられます。
サプリメントの有効成分

男性器増大サプリメントに含まれる有効成分のうち、代表的なものをいくつか紹介します。
この分野で最も重要な成分とされているのは、L-シトルリンです。L-シトルリンは、人の体内で一酸化炭素を生成する働きがあります。一酸化炭素には血管を拡張させ、血行を良くする作用があります。L-シトルリンは血行を良くして男性器を増大させるというサプリメントの、まさしく中核を担う成分であると言えます。
L-シトルリンと同じく一酸化炭素を生成させる成分としてアルギニンが挙げられます。この成分には、ほかにも成長ホルモンの分泌を促すという働きがあります。せっかく血行が良くなっても、血液で運ばれてくる栄養分をうまく活かせなければ意味がありません。その点、アルギニンは成長ホルモンを分泌させるため、血行が良くなった状態で成長ホルモンを全身へと運び、結果的に男性器の増大につながります。
精力剤の原料マカ

男性器増大サプリメントには、精力剤の原料として名高い植物のマカが使われているものもあります。マカは勃起機能の低下や性欲減退などに効果がある成分を多量に含んでいるため、精力剤やED改善サプリメントの主成分として用いられています。マカはペルー産の植物で、各種ビタミンやカルシウム、鉄分や亜鉛、脂肪酸などおびただしい種類の栄養素が詰まっています。このうち豊富に含まれている亜鉛は精子量を増やすことで性力増強に役立ちます。また、脂肪酸は血液のコレステロール値を下げる働きがあり、流れやすいサラサラした状態にします。より血行が良好になり、男性器増大に繋がっていきます。